日本年金機構の職員などと称して現金を詐取する、不審な電話や訪問、なりすましメールが増えています。不審な電話や訪問などがあった場合には、できるだけ一人で対応せず、相手の名前や所属、用件を書き取って、家族などにご相談ください。
あやしいと感じたら、口座番号等の個人情報を教えたり、現金を支払ったり、振り込んだりせず、下記までお問い合わせください。また、なりすましメールと思われるものについても、メールアドレスへの返信および指定のURLにはアクセスせずに、下記までお問い合わせください。
あやしいと感じたら、現金の支払いや振り込みをせずに
日本年金機構 本部 TEL03-5344-1100
音声ガイドに従って、お客様の声受付担当 (2) を押してください。
または、お近くの年金事務所にお問い合わせください。
【具体的な事例】
● | 「医療費の還付金があります。給付金が戻るので、手続きをお願いします」などと言われ、銀行名や口座番号をたずねられ、近くのATMに行くよう指示されて、現金を振り込んだ。 ⇒ 振り込み先や口座番号を電話でたずねたり、振り込みを指示することはありません。 |
---|---|
● | 「年金の手続きが済んでいません。代わりに手続きをしますので、手数料が必要です」などと言われ、現金を渡した。 ⇒ 日本年金機構および民間委託業者は、手数料と称して現金を預かることはしていません。また、手続きに手数料は不要です。 |
● | 国民年金保険料の徴収の取り組み強化に関連した保険料として詐取された。 ⇒ 国民年金保険料の支払いをお願いするためのご自宅への電話や訪問は、年金事務所の職員もしくは日本年金機構が業務委託した民間委託業者だけです。市区役所や町村役場が国民年金保険料を集金することはありません。 |
● | 「年金記録の再確認をお願いします」と題して、なりすましメールが送られてきた。 ⇒ 返信などは行わないようご注意ください。 |
日本年金機構は、民間委託業者に業務委託を行い、国民年金保険料に関する納付のご案内を全国で実施しています。民間委託業者は、日本年金機構から業務を委託されていることおよび氏名・会社名を名乗り、訪問する際は日本年金機構が発行した証明書を提示します。(民間委託業者と担当地域は、日本年金機構ホームページで確認できます。)
年金事務所の職員や日本年金機構が業務委託した民間委託業者が訪問して、国民年金保険料をお預かりする場合には、領収証書を発行します。必ずお受け取りください。
このページの記事の内容に関するお問い合わせは、
管轄の年金事務所 まで