社会保険新報 平成26年10月号

社会保険新報2014年10月号表紙

2014年10月号

神代植物公園のバラ
(調布市深大寺)

協会けんぽ東京支部からのお知らせ ジェネリック医薬品をご利用ください

加入者の皆様の薬代の負担を軽減できるほか、健康保険財政の改善にもつながることから、協会けんぽはジェネリック医薬品(後発医薬品)の普及を推進しています。

ジェネリック医薬品ってどんな薬?

ジェネリック医薬品とは、新薬(先発医薬品)の特許期間が切れたあとに作られた薬です。新薬と主成分が同一であることなどが審査され、国から承認されています。

なぜ安いの?

新薬の開発には多くの費用と時間がかかりますが、ジェネリック医薬品は開発期間が短く、開発費が少ない分、価格が安くなっています。

効き目や安全性は?

ジェネリック医薬品は、新薬と同じ主成分で、効き目や安全性が新薬と同等であると、国から承認された薬です。

ジェネリック医薬品に変更したいときは?


ジェネリック医薬品による自己負担軽減額をお知らせします

協会けんぽでは、平成26年9月末に、「ジェネリック医薬品に切り替えた場合の薬代の自己負担の軽減額に関するお知らせ」加入者のご自宅宛にお送りしています。これは、過去に実際に処方された薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合に、どのくらい薬代の自己負担額が軽減されるかについて、情報提供を行うものです。。


対象者

内容

35歳以上の加入者の皆様
慢性疾患(生活習慣病など)の新薬を長期間服用されている方
薬代の自己負担軽減可能額が一定額以上見込まれる方

※すべての加入者の皆様に通知されるものではありません。

ジェネリック医薬品に切り替えた場合に見込まれる、1か月分の薬代の自己負担軽減可能額などをお知らせします。

効果

平成25年度も、ジェネリック医薬品に切り替えた場合の自己負担軽減可能額を、対象となった加入者の皆様(約135万人)に通知し、約47万人がジェネリック医薬品に切り替えられ、年間約83億円(単純推計)の医療費を軽減できました。平成21年度から25年度まで(5年間)の累計では、約257億円となります。


ジェネリック医薬品は、どのくらい普及しているの?

協会けんぽ東京支部のジェネリック医薬品使用割合(平成26年3月現在・数量ベース):32.2%(前年同月28.1%)
※全国のジェネリック医薬品使用状況については、協会けんぽホームページにも掲載しています。

●協会けんぽ以外の健康保険に加入されている方は、各保険者(健康保険組合等)にお問い合わせください。

このページの記事の内容に関するお問い合わせは、
協会けんぽ東京支部
(TEL 03-6853-6111)まで


財団法人 東京社会保険協会:東京都新宿区新宿 7-26-9 TEL 03-3204-8877(大代表)

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