社会保険新報 平成29年7月号

社会保険新報2017年7月号表紙

2017年7月号

隅田川花火大会と東京スカイツリー®(台東区・墨田区)

【コラム東西南北】コラム「東西南北」~『社会保険新報』の編集に携わって~

編集委員 小林 司

イラスト:東西南北

「東西南北」の原稿の順番が回ってきました。『社会保険新報』の読者の中で、『社会保険新報』が原因で血圧が上がったり、胃が痛くなったりしているのは、おそらく私だけだと思いますが、なんとか原稿を書きたいと思います。

今月の『社会保険新報』は801号です。これから900号、1000号にむけて第一歩を踏み出します。私は平成18年6月から編集委員に加えていただきましたので、私にとっては今号が134号目になります。

編集委員になる前は、毎月郵送されてくる『社会保険新報』に、前編集委員長の庭田範秋先生が書かれていたコラムを読むのが楽しみでした。たまに過激なことが書いてあり、少しびっくりしたこともありました。先生のコラムが終了してしまい、寂しかったのですが、編集委員になると、編集委員会の冒頭で編集委員長のご挨拶があり、庭田先生のお話を聞くことが毎月の編集委員会の楽しみになりました。

現編集委員長の真屋尚生先生からは、「東西南北」の原稿にたくさんの訂正や修正の指示があります。あるとき、真屋委員長に直していただいた原稿をポケットに入れたまま居酒屋に行き、隣の席に座っていた若者に見せながら、「私が書いた原稿を、たくさん直されてしまった」と話しかけると、彼は「ちょっと見せてください」と原稿を手に取り、読み始めました。そして、「真屋先生はずいぶん手加減していますよ。学生が書いたものは、もっとたくさん直されます。僕は真屋先生のゼミの卒業生です」と言いました。私は目が点になるほど驚きました。これがきっかけで、彼とはその後も何度か一緒に飲みに行くようになりました。

庭田先生や真屋委員長のお話を直接お聞きでき、編集委員になって本当にラッキーだったと思います。こうした出会いはもちろん、東京社会保険協会の皆さんや編集委員の方々をはじめ、編集に携わっていらっしゃる方たちとの出会いは、私にとっては宝物であり、編集委員になっていなければ手に入れることができなかったものだと思います。

これからも微力ではありますが、編集委員として『社会保険新報』に関わっていけたら幸せだと思います。さて、「今月の「東西南北」は面白くね~な~!」と思った方がいらっしゃいましたら、801号に免じてお許しください。血圧も上がりませんよ、たぶん。


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