協会けんぽ東京支部では、加入者の皆様の健康保険給付の手続きのほか、健康保険証の再交付、健診・保健指導などに関する手続き、任意継続被保険者の手続きなどを行っています。
被保険者資格の取得・喪失、保険料の納付などの手続き(任意継続被保険者に関することを除きます。)については、年金事務所での取り扱いとなります。
協会けんぽでは、保険給付および高齢者医療制度への納付金の適正化を図ることを目的に、協会けんぽの被扶養者となっている方が、現在もその状況にあるかを確認させていただくため、毎年度、5月末から7月末までの間、被扶養者資格の再確認を実施しています。今年度も5月末から順次、事業主へ被扶養者状況リスト等をお送りします。ご協力をお願いします。
協会けんぽ東京支部では、お客様の利用状況を踏まえ、平成26年5月末をもって、以下の年金事務所内協会けんぽ特設窓口を終了します。協会けんぽのほとんどの手続きは、郵送で行うことができます。また、電話でのご相談も受け付けています。
事業主の皆様には、毎年1回、7月1日現在のすべての被保険者の標準報酬月額を決定(以下、「定時決定」といいます。)するため、7月に算定基礎届を提出していただきます。年金事務所では、昨年と同様、管掌区分により算定基礎届の届出用紙などを、6月中旬に事業所宛にお送りする予定です。
事業主が被保険者に賞与を支給したときは、賞与支払届総括表と賞与支払届を、5日以内に年金事務所に提出してください。この届出の内容により、標準賞与額と賞与の保険料額が決定されます。標準賞与額は、将来受給する年金額の計算の基礎となるものです。適切な届出をお願いします。
国民年金保険料の免除(全額免除・一部免除・法定免除)、若年者納付猶予、学生納付特例を受けた期間があると、保険料を全額納めたときに比べて、老齢基礎年金の年金額が少なくなります。将来受け取る年金額を増やすために、10年以内であれば、これらの期間の保険料をさかのぼって納める(以下、「追納」といいます。)ことができます。ただし、追納するには、申し込みが必要です。
免除などを受けた期間の翌年度から数えて3年度目以降に追納する場合は、当時の保険料額に一定の加算額が上乗せされます。
健康は大切な宝物。毎年「健康確認日」を決めて、健診を必ず受けましょう
人間ドックの "ドック" とは、船の修理や建造用の施設を意味する『dock(ドック)』に由来します。dockは、次の航海で事故が起こらないように、完全な点検・修理をするために入る場所であるところから、人間"ドック"と名付けられたとされます。自覚症状の有無にかかわらず、年に1度は人間ドックを受診して、病気を未然に防ぎましょう。
突然死、後遺症…、脳卒中はこわい病気です
三大生活習慣病のひとつといわれる脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)は、症状が現れないまま進行します。突然発症し、一瞬にして命を奪われたり、言語障害や麻痺などの重い後遺症が残ることも少なくありません。未然に防ぐには、規則正しい生活習慣とともに、定期的な検査をおすすめします。フィオーレ健診クリニックでは、MRI専門機関メディカルスキャニングとの業務提携により、脳検査を実施しています。予約制となっていますので、フィオーレ健診クリニックにお問い合わせください。
今夏に開催予定の年金シニアライフセミナーと社会保険事務講習会の受講者を募集します。
編集委員 安田 晋